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ドラゴン伝説~エンテイ~ ショウタはジョウトポケモンリーグを制覇すべく旅をしていた するととある火山をみた。ショウタは衝撃なもを見た 「なんだこれは・・・」 ショウタはある村に行って当たりを見た。でも誰もいなかった。 すると上空から大きいポケモンがやって来た 「背後から。いけー、オーダイル」 「オーダー」 「オーダイル、ハイドロポンプで食い止めろ!」 「了解」 オーダイルはハイドロポンプで食い止めるとそのポケモンは 「なんだこのポケモンは」 すると雄たけびをして急にとんできた そして大きなポケモンは火炎放射を打ってきた 「オーダイル、ハイドロポンプ」 「了解!ゴオオオオ」 オーダイルのハイドロポンプでぶつかり合うが 大きなポケモンの力に負けてハイドロポンプが消えた そして、火炎放射はショウタに迫った 「うわああああああ」 ショウタはオーダイルと一緒に逃げた そしてアル少女とぶつかった 「あっすみません」 すると少女は指示をした 「フーディン、テレポート」 「え!?」 そしてオーダイルとショウタと少女は消えて火炎放射を免れた 大きなポケモンは叫んだ 「グオオオオオオオオ」 ショウタはある小屋についた 「おわ!」 ドサ! ショウタとオーダイルは落ちてきた そして少女とフーディンは降りた 「たすかった~。キミ、何故こんな風になったんだ?」 「言い忘れたね。私の名前はミドリ、この町の唯一の生き残りよ。詳しくは小屋に入ってからにしましょう」 ショウタはオーダイルを戻して、ミドリはフーディンを戻して小屋に入った ショウタはいきなり質問した 「ひとつ言いたい。あの大きなポケモンは何なんだ」 ミドリはそのポケモンの名前を言った 「そのポケモンの名前はエンテイ、伝説ポケモンなの」 「エンテイ・・・・」 ショウタは図鑑を開いた 「エンテイ、火山ポケモン、エンテイが吠えると世界のどこかの火山が噴火するといわれている」 「そういうポケモンなのか・・・・。もうひとつ、何故この町は燃えている」 ミドリは語った 「ここからは信じられないことですけども真実です。覚悟はいいですね」 「はい」 「それじゃ話します」 ミドリは何故火山町が燃えたか語った それは数日前のこと。その日は何もない日で日常的に活動していた しかし突然エンテイが現れた。町の住民は抵抗するもののダメージは受けなかった そしてエンテイは大きく叫んで大きな大噴火を起こして町中マグマだらけになった ミドリはマグマに触れる直前にフーディンのテレポートで免れたのであった 最終的に町中はマグマだらけになった そして今に至る 「ということなの」 「なんと。かなりひどい話だな・・・・」 するとまたエンテイの叫び声が出てきた 「グオオオオ」 ミドリはあせった 「ヤバイ。ここもマグマに呑まれる。出なければ」 「ああ!」 ミドリとショウタは小屋から出た すると小屋もマグマに呑まれてしまった エンテイは急に攻撃を仕掛けた 「ゴオオオオ」 ミドリとショウタはよけた そしてショウタはエンテイに対してこう思った 「(このエンテイ・・・・なんかおかしい。まさか!)」 「ミドリ!あのエンテイは町をマグマだらけになったときも全部、正気のエンテイじゃない!」 ミドリはビックリした 「正気じゃないって。まさか暴走!」 「そういうこと。いけー、ライガー」 「ボーマンダー」 エンテイは火炎放射を打ってきた 「ボーマンダ、こちら側からも火炎放射」 「ゴオオオオオオ」 2つの火炎放射がぶつかり合って同時に爆発した エンテイは神通力を使った 「うわああああああああ」 ライガーがダメージを受けた ショウタもダメージを受けるが 「こんな攻撃・・・耐えれば何とかなる!ライガー、破壊光線」 「グオオオオオオ」 神通力の力が消えて破壊光線はエンテイに直撃した 「ぐあああああ」 ショウタはスピードボールをもって構えた 「ポケモン図鑑で見るとすばやさが高い。だからこのスピードボールで。スピードボール!」 ショウタはスピードボールを投げてエンテイをあててボールに入った うるうるうるうるうる ショウタは静まり返った そして ピコーン 「よっしゃー。エンテイ捕獲完了!」 ミドリは喜んだ 「本当なの?」 「うん。これで後は正気を戻すだけだから」 「そうですか・・・有難うございます」 「どういたしまして」 ショウタはエンテイのゲットし、無事環境の暴走は止まった そして、ショウタは次の町へ向かうのであった その裏に謎の人が 「エンテイを捕獲するなんて・・・・一体何者・・・・・」 謎の人の正体は
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No.159/アリゲイツ ●属性 ずぼら ●一人称 あたし ●瞳の色 赤 ●つながり ワニノコ:妹 オーダイル:姉 フタチマル:友達 「掃除適当にやっといたから、あとよろしく~」 姉のオーダイルに似て基本的にめんどくさがり屋。 ただオーダイルと違って家事等まったくやらないわけではない。 その代りに、楽をしようとしたり部分的にやらなかったりとずぼらが目立つ。 フタチマルを見ていると、自分もコイツみたいに適当でいいやと思うらしい。 コメント欄 名前 コメント
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多種 HP,攻撃 名称 値 イノムー 1 1 ベトベトン 1 1 エンテイ 1 2 HP,防御 名称 値 ジーランス 1 1 HP,素早さ 名称 値 エネコロロ 1 1 攻撃,防御 名称 値 アリゲイツ 1 1 クチート 1 1 ドンファン 1 1 ハヤシガメ 1 1 ハンテール 1 1 ヤミラミ 1 1 オーダイル 2 1 パラセクト 2 1 ドダイトス 2 1 攻撃,素早さ 名称 値 ケンタロス 1 1 ビブラーバ 1 1 マニューラ 1 1 フライゴン 1 2 攻撃,素早さ,特攻 名称 値 ゴウカザル 1 1 1 デオキシス 1 1 1 攻撃,特攻 名称 値 アンノーン 1 1 オクタン 1 1 ガーメイル 1 1 ノクタス 1 1 バクーダ 1 1 ハブネーク 1 1 ユキノオー 1 1 ルカリオ 1 1 ワカシャモ 1 1 アグノム 2 1 レックウザ 2 1 攻撃,特防 名称 値 スピアー 2 1 攻撃,特攻,特防 名称 値 エムリット 1 1 1 キングドラ 1 1 1 防御,特攻 名称 値 シードラ 1 1 防御,特防 名称 値 カメール 1 1 サニーゴ 1 1 サマヨール 1 1 ツボツボ 1 1 ドータクン 1 1 ビークイン 1 1 ベイリーフ 1 1 ミカルゲ 1 1 ユクシー 2 1 レジスチル 2 1 スイクン 1 2 ダイノーズ 1 2 メガニウム 1 2 ヨノワール 1 2 素早さ,特攻 名称 値 ネイティオ 1 1 マグマラシ 1 1 モウカザル 1 1 モルフォン 1 1 リザード 1 1 ロトム 1 1 ライコウ 2 1 ダークライ 1 2 素早さ,特防 名称 値 キュウコン 1 1 特攻,特防 名称 値 アメモース 1 1 チリーン 1 1 フシギソウ 1 1 ムウマージ 1 1 トゲキッス 2 1 バタフリー 2 1 フシギバナ 2 1
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俺は旅のトレーナー。今、ヒウンシティ地下の下水道に居る。 街に住み着いたタブンネ数匹がここ数日、店売りの食料や木の実を盗む事件が何件か起こり、何とかしてくれと市民に頼まれたからだ。 ヒウンシティにも当然そういう悪さをするポケモンと戦えるトレーナーは居るが、最近プラズマ団だの何だので忙しいらしく、まだ大きな被害の出ていないこの事件にはなかなか手が回らなくてたまたま立ち寄ってかつ手の空いていた俺にお鉢が回ってきたという訳だ。 たいした被害は出ていないとは言え盗まれた人はたまったものではないし、 小さな子供がタブンネに頭をはたかれて(タンコブにもならない程度だったが、子供にとっては大きなショックだっただろう)強引に奪われるケースもあったので、怪我人が出る前に対処しなくてはいけないだろう。 聞き込みからタブンネ達が下水道に逃げ込んだとの情報をゲットし、俺と相棒のオーダイルは今こうしてヒウンシティ地下にいるってわけだ。 しかし、大都会の下水道だけあって清掃も行き届いているのか、思っていたよりは臭くないが…「思っていたよりは」であって、やっぱり臭い。 俺の隣を進むオーダイルも不快そうな表情だ。ガスマスクでも持ってくれば良かったな。 でもオーダイルに合うガスマスクってあるのか?と馬鹿な事を考えていると一際酷い匂いが鼻孔に入ってきた。 「うっ…」思わず鼻を抑えた俺とオーダイルの目の前に信じられないものが立っていた。 ヒウンシティ市民達が出した生活排水…ラーメンの残り汁にうっかり流してしまった天ぷら油…工業廃水… その他トイレから流れる考えたくもない物…の汚物まみれのタブンネたちである。 俺は最初ベトベターかと思った。だが、灰色の隙間から所々うっすらと見えるピンクの毛皮、汚物に半ば埋もれた蒼い目、 そしてシルエットがまさしくタブンネのそれであった。 「ミヒヒッ…ミィヒヒヒッ…」 吐き気と衝撃に愕然としている俺たちにタブンネたちは明らかにマトモじゃない笑い声をたてて近づいてきた。 「うわっ…ち、近寄るなっ!」 思わず後じさりする俺とオーダイルに、ゲロに混ざっていたのか半分消化されかかったマトマの実を 髪飾りのように頭に乗っけたタブンネの一匹がニヤ~ッと笑いかけてきた。 そいつの歯が全て茶色に染まり、口の中にまで得体の知れない蛆虫めいたものがうじゃうじゃと蠢いているのを見た時、俺の中のナニかが切れた。 「オーダイル!ハイドロポンプだ!」 すかさず強烈に水を噴射するオーダイル。水の奔流に汚物タブンネたちは成す術もなく飲み込まれていった。 壁や下水道地面に激しく全身を打ちつけ倒れふすタブンネたち。 2、3匹は打ちつけた時に首か何かの骨が折れたのか、そのまま動かなかったが、まだ数匹はヨロヨロと起き上がり、俺たちになおも歩き近づいてきた。 「ミィ…ミィ…」「ミヒッ…ミヒッ…」「タァブゥ~…」 汚物が洗い流されてもタブンネたちは酷い有り様だった。 全身の毛皮が所々抜け落ち、疥癬や何やらで赤黒く爛れ、ぼつぼつと浮き出た気泡が破れそこから膿を垂れ流していた。 近づいてきたのはひょっとしたら俺たちに助けを求めていたのかもしれないが、 今の俺とオーダイルには、タブンネたちはホラー映画に出てくるゾンビ以下の糞豚にしか見えなかった。 「オーダイル!アクアジェット!」 水を纏い、凄まじいスピードでタブンネたちの間をすり抜けていくオーダイル。 オーダイルの通った後のタブンネたちは一瞬ピタリと動きを止め、 「ミッ…ミバァアアア!」「ミギャアアアア!」「タブゥアバアアアアア!」 次々と腹が、首が裂け、血を噴き出して絶命していった。オーダイルの水の刃がタブンネたちの身体を切り刻んだのだ。 あまりの嫌悪感にタブンネたちを全滅させてしまったが、いったいコイツらは何だったんだろうか。 気持ち悪そうにタブンネの死体を避けて戻ってきたオーダイルと共にもう少し歩を進めると、曲がり角の右に扉が見えた。錆びた鉄扉はギィ…ギィ…と不吉な音を立ててゆっくりと揺れていた。 扉の手すりに先ほど殺したタブンネたちに付いてた汚物とよく似たものが付着しているのを見つけた俺は、スニーカーでおそるおそるその扉を押し開けた。 扉の中には手すりに囲まれた巨大な穴があり、中には浄水場に送られる前の下水がゴボゴボと地獄のような音を立てながらゆっくりと流れていた。 想像した事もない悪臭に鼻と口を抑えながら穴を覗いてみると、汚物の中からピンクの羽のようなもの…ホイップクリームのような白い毛…まだもがいている手足…が見えた。 それらのうち一つがゴボゴボグチャグチャと気色の悪い音を立てながら汚物の中を泳ぎ、必死に穴を昇ろうとしていた。 穴の淵には階段が見え、なるほどさっきのタブンネたちはここを昇ってきたんだなと分かった。 「タブッ…タブアアア…タブゥネエエエエエ!」 汚物を泳ぐそいつは俺の姿を見つけたらしく、助けを求めるかのように手を伸ばしてきたが 俺が微動だにせず気持ち悪そうに見ているだけなのに気づき、表情を歪め 「タブッ…タブゥアアゲボオオオロロオオ…」 口の中に入り込んだ汚物と思わず戻した自分のゲロに溺れて死んでいった。 俺はそれを見ても、不思議に可哀想にも、助けなかった自分を悪くも思わなかった。 ただただ不快極まりないものを見たとしか思わなかった。 オーダイルも同じ気持ちだったのだろう。俺たち一人と一匹はお互いに白けた表情で顔を見合わせたのだった。 「あはは…」「うひひ…もう最後だねえ…」「ミヒッ、ミヒィ…」 穴の向こう側から人の笑い声とタブンネの泣き声が聞こえてきた。 見ると男女数人、明らかに狂人であり、数日前まではキレイだった事が窺える服装は下水に住むうちに汚れたらしくシワクチャで所々破れていて、髪の毛はボサボサだった。 そいつらに囲まれているタブンネは怯えきって目に涙を浮かべながら媚びて助けてもらおうとでも思ったのか、 「ミィ、ミィ」と懸命に可愛らしい仕草をしようとしているようだったが、狂人たちの一人に足を引っ掴まれると 「ミッ…ミビギャアアアアアアアア!!」 と可愛らしさとは程遠い絶叫をあげ、醜く口を全開にしながら汚物の穴に落ちていった。 「あはは…どうするの、タブンネ様はいなくなっちゃったわよ」 「うひひ…気にするな、また草むらで新しいタブンネ様を探してこよう」 「げへへ…今度こそ本当のタブンネ様だといいな」 「あはは…」「うひひ…」「げへへへへ…」 狂った笑い声をあげる男女らを眺めながら、俺は淡々とライブキャスターを警察に繋げた。 後は警察に聞いた事で、俺も詳しくは(守秘義務?とやらで)教えてもらってないのだが、なんでもあの狂人たちは元々はヒウンシティの一流エリートサラリーマンたちで会社が潰れて文無しになった事で発狂し精神病院に入れられていた。 彼らが入れられていた病院ではタブンネたちがナースとして働いていた。 狂人たちはタブンネのボールを病院から盗み出して脱走し、下水道に隠れ住んでいたのだ。 ナースとして攻撃技を覚えていないタブンネたちは狂人たちから散々殴る蹴るの暴行を受け、同僚を人質に脅されるままに狂人たちの食料を盗みに行かされ、挙句の果てに下水に投げ込まれ殺されてしまったとの事だ(一部のタブンネは俺らが殺ったんだがこれは内緒)。 奇妙なことに、入院中狂人たちはナースとして自分の世話をしてくれるタブンネたちをそれこそ神様か何かのように崇めていて、自分たちの事を「タブンネ教団」などと言っていたらしい。 そんな彼らが何故タブンネをこんな悲惨な目に合わせたか。 定かではないが、崇めても崇めても一向にタブンネたちが自分を精神病院から救わない事に腹を立て、本物の「神様タブンネ」がいるという妄想を育て、その挙句に自分たちを騙した「ニセ神様タブンネ」を虐待したという説もあるらしいが、全ては伝聞なので今の俺に真実を知る方法は無い。 俺とオーダイルにとって確かな事はただひとつ。 この「タブンネ教団」事件以来、俺たちにとってタブンネは汚物の中を泳いでいた糞豚という印象しかなくなってしまった。 事実、街でタブンネの姿を見るたびに軽く吐き気を覚えるほどだ。 と、いう訳でタブンネを見てもまったく可愛いとは思えないんだ。 それはまぁ、勘弁してくれ。 終 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/6306.html
小さなバイキング 登場人物 コメント スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンの児童文学シリーズ。 『小さなバイキングビッケ』としてアニメ化された。 登場人物 ワニノコ♂:ビッケ 水タイプで赤毛に青い体 オーダイル♀:イルバ オーダイル♂:ハルバル ジーランス♂:ウローブ 水タイプでおじいちゃん ムクホーク♂:チューレ タカ派 ジャローダ♂:スノーレ 特性があまのじゃく ゴルーグ:ゴルム 名前ネタ チルタリス♂:ウルメ うたう(ハープ・詩)、ほのお技(調理)必須 レジギカス:ファクセ コノハナ:いじわるスベン 分類が『いじわるポケモン』なので コダック♀orケルディオ:チッチ 黄色い水タイプ ポッポorマメパト:子バトのポッポ タマザラシ&ダイケンキ:アザラシのフルダとヒャルマール テールナー♀:チッチ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 登場人物 テールナー♀:チッチ -- (ユリス) 2015-12-30 22 00 29 ↓追加しました。 -- (管理人) 2012-11-09 21 59 34 タイプはみず ワニノコ♂:ビッケ 水タイプで赤毛に青い体 オーダイル♀:イルバ オーダイル♂:ハルバル ジーランス♂:ウローブ 水タイプでおじいちゃん ムクホーク♂:チューレ タカ派 ジャローダ♂:スノーレ 特性があまのじゃく ゴルーグ:ゴルム 名前ネタ チルタリス♂:ウルメ うたう(ハープ・詩)、ほのお技(調理)必須 レジギカス:ファクセ コダック♀orケルディオ:チッチ 黄色い水タイプ ポッポorマメパト:子バトのポッポ アザラシのフルダとヒャルマール:タマザラシ&ダイケンキ -- (名無しさん) 2012-11-08 22 22 34
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/734.html
「……起きなさい。起きなさい」 「ううん……むにゃ……」 ツンツン! 「あひょっ!?」 ホーホーに突かれてころん、と切り株から転げ落ちたのはまだ大人の毛に生え変わったばかりの若いガーディだった。 背中から落っこちたガーディの胸からころん、と綺麗な赤い石が零れ落ちる。 「ふぇあ!? っとっとっと……!」 あわてて石を取ろうとするガーディ。 ところが小さなその石はするりするりとガーディの手から逃げてしまう。 地面落下まであと0,数秒――その時ガーディの動体視力は限界以上の能力を発揮する。 落ち行く石だけではない。空気の流れまでもが手に取るように見えた。 が。 「……間一髪」 その力は発揮されること無く相棒のホーホーによって大事な石は華麗にキャッチされた。 「か、間一髪じゃないだろぉー! あんたが突っついたのが原因!!」 威勢良く吼えるも、当のホーホーはそ知らぬ顔。 愛用している木の枝をひゅんひゅんと振ってガーディを華麗にスルー。 それがさらにガーディをヒートアップさせた。 まるで尻尾を踏んづけられたかのような勢いでホーホーに歩み寄ると。 「ちょっと! 無視する気!? 噛むゾ! 噛んじゃうゾ!!」 うーっと歯を剥くもどこか迫力が無い。 そんなガーディを横目で見ながら、ホーホーは一つため息をついた。 「……ホホゥ。貴女は日ごろの恩を忘れて私に牙を剥くと?」 しゅぴっと木の枝をガーディの鼻面に向ける。 横顔だけしか見えないため、詳しい表情はわからない。 わからないはずなのだが、ガーディにはわかってしまった。あれは自分をいぢめる時の顔だと。 「う……た、たしかにいつもお世話にはなってるけどさ……」 「ホホゥ。自覚はあるみたいね。まぁ、あなた一人じゃなぁんにも出来ないのは事実だし」 つん! 「うぇへっ!?」 鼻面を木の枝でつつかれて、ガーディの口からなんとも情けない声が漏れる。 「ご飯のっ、調達もっ、寝床のっ、確保もっ、人間たちからっ、逃げるのもっ!!」 つんっ、つんっ、つんっ、つんっ、つんっ、つんっ!! 「わひっ!? ふへっ! んふっ!? へひっ!? ふぎっ!? もふっ!!」 ラスト二回は若干人中に命中してガーディは思わずなみだ目になる。 だが、ガーディは見てしまった。サディスティックな笑みを浮かべて最後の一撃を放たんとするホーホーの姿を。 「貴女一人でできるんですかーーーーー!?」 びしゅう! と繰り出された最後の一突きはさながらサイホーンのそれを髣髴とさせ―― 「きゃうぅーーーーーーん!?」 ガーディの額を衝撃が貫いていった。 「あいたたた……」 目が覚めると、いつものねぐらだった。 落ち葉とシンブンシで作った寝床に寝転がされていたガーディはむっくりと上半身を起こす。 額がジンジンと痛い。 なんで彼女は手加減とかそういう事を知らないんだろう? 「……うー、デコは舐められないのに……」 ところで彼女はどこに行ったんだろう? まぁ、なんとなく、餌を採りに行ってくれているような気がする。 ぐぅっとガーディのお腹が鳴った。 「お腹すいたなぁ……」 もそもそと寝床の脇、通称ホーホーの食料保管庫の戸である石をぱかっと開ける。 中に入っているのはモモンの実がいくつか。 これは多分昨日ホーホーが採ってきたヤツだろう。 「……でも、ホーホー凄いよなぁ。私はクラボとかカゴしか見つけられないのに……」 クラボの実は辛くて食べられたものではないし、カゴの実は苦くてガーディは大嫌いだった。 ところが、モモンの実は柔らかくて甘い。 そんなモモンの実は二人の大好物なのだが、ここいらでは大量に自生しているわけではないのだ。 ある程度コンスタントにホーホーが持ってくるところから察するに、ホーホーはモモンの木の位置を知っているのだろう。 「今度ホーホーに場所教えてもらおうかなぁ……そうすればお腹一杯食べられるし」 もむもむとモモンの実をほうばる。口の中でとろけるような甘さが広がり、ガーディは幸せな気分になった。 「もう一個食べよ……あれ? もう、一個しかないや……」 ま、いいかと口を大きく開ける。 かじろうと思った所で、ふとホーホーの顔が思い浮かんだ。 小さい口いっぱいにモモンの実をほお張ると、少しだけ彼女は目を大きくする。 なんとなく、ガーディはその顔が好きだった。 「……う、うーん。そ、そうだよね。明日食べる分、なくなっちゃうし、うん」 また、食料保管庫にモモンの実を押し込んでパコッと蓋を閉じてしまう。 とりあえず、しばらくモモンの実の事を考えないようにする事にした。 それにしても…… 「遅いなぁ……いつもならもうご飯の時間なのに……」 ガーディの腹時計はかなり正確だ。 以前少し飯の時間がずれ込んだだけでぶーぶーと文句を垂れたのは比較的最近のこと。 そんなガーディが言うのだから間違いなくホーホーの帰りが遅いのだろう。 少し気になってねぐらから這い出たガーディの目に―― 「ガ、ディ……逃げ……」 オーダイルに捕まったホーホーが映った。 「ン? 珍しいな、こんなトコでガーディなんて」 オーダイルがガーディに気づく。 体格的には遥かに大きな相手を前に、ガーディはその場にへたり込んでしまいそうだった。 だが、彼女の中の本能がそれに打ち勝つ。 大きさが何だ。 たしかにお前は小さく、弱い。 だが、いいのか? ここで逃げれば――彼女は、お前の友は―― 空気を引き裂くような咆哮が辺りに響く。 ホーホーですら聞いた事の無いほど、猛々しい遠吠え。 小さな体が弾丸となる。 「はっ……やる気かい嬢ちゃん!!」 オーダイルの目が殺気立つ。彼女は飛び掛ってくる若いガーディを敵と認識したらしい。 ホーホーを放り投げると手を広げ前かがみになった。攻撃力を100%生かすためのその構えは同時に相手に威圧感を与える。 しかし、ガーディは恐れない。 太古より脈々と受け継がれてきた勇敢な血が、彼女を鼓舞する。 「がうっ!!」 初撃のひのこはオーダイルに振り払われてしまった。 そこで、ガーディはオーダイルに飛び掛り、その喉元に喰らいつこうする。 が、突如横方向からの衝撃を受けてその小さな体は吹っ飛んだ。 重い、一撃。 地面を転がって、這いつくばっているのを理解するのに数秒を必要とするほどの一撃だった。 「お前さんみたいなヤツ、個人的には嫌いじゃないんだがね。ちょいと今日のアタシは虫の居所が悪いんだ」 ゆっくり、オーダイルが近づいてくる。 目がかすむ。 痛い。痛くないところなんてもう無い。 けれど、けれど。 「……ほ、ホー……逃げ、て……」 大切な、友を守るために――歯を食いしばる。 がくがく震えるひざをひっぱたき、眼前のオーダイルをにらみつけた。 「……あ、今凄いムカついた。もういいや。お前」 なぜかはわからないが、ガーディは彼女の怒りが限界を突破した事を悟る。 オーダイルの瞳がきゅうっと絞られた。 肉食獣の目? 捕食者の目? 否。沼地の王者、オーダイルの眼光。 生存を完全に否定する冷たい眼だ。 「グッチャグチャになってバクテリアの餌になりやがれぇッ!!」 オーダイルの巨体が走る。 人事のようにガーディは“あー、この人かけっこ速いんだなー”と思った。 鋭い爪の生えた腕が振り上げられる。 その瞬間を狙っていたかのように―― 「うォっ……!? な、ん、だとっ!?」 今までグッタリしていたホーホーの目がかっと開かれている。 ぎゅぅっと唇をかみ締め、残る力を絞り出すホーホー。 「ねん、りきだァ……? ハッ! アタシの右腕を押さえるのがッ……関の山じゃねぇか!!」 「……貴女を、倒せるなんて、自惚れて、ません……!」 だが、その隙はあまりにも大きかった。 ガーディは一瞬の内にオーダイルに飛びつき、その顔をがっしと両手でロックする。 「このガキッ……! 何しやが」 ちゅっ 「!!!!!!!!!???????????」 ガーディが無理やりオーダイルの唇を奪う。 あまりの出来事に思わずオーダイルの動きが止まった。 そして次の瞬間、ガーディは溜め込まれたエネルギーを一気に放出する!! ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!! マウストゥマウスで注ぎ込まれるひのこ。 「がはっ!? あちちちちちっ!!」 ガーディを引っぺがし、そのまま地面に叩きつける。 下が少しぬかるんでいたお陰で助かった。 もし下が硬い地面だったとしたら今頃オーダイルの言っていたようにぐちゃぐちゃになっていた事だろう。 しかしもう動けない。体のどこをとってもまともに動いてくれるところなんてなさそうだった。 「ふーっ……ふーっ……」 ゆっくり、オーダイルの腕が近づいてくる。 (……モモンの実。最後にホーホーと食べたかったな……) そう考えたら、なんだか少し悲しくなって。 ぽろっと涙が頬を伝う。 そして、そのままガーディは意識を手放した。
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俺は旅のトレーナー。今、ヒウンシティ地下の下水道に居る。 街に住み着いたタブンネ数匹がここ数日、店売りの食料や木の実を盗む事件が何件か起こり、何とかしてくれと市民に頼まれたからだ。 ヒウンシティにも当然そういう悪さをするポケモンと戦えるトレーナーは居るが、最近プラズマ団だの何だので忙しいらしく、まだ大きな被害の出ていないこの事件にはなかなか手が回らなくてたまたま立ち寄ってかつ手の空いていた俺にお鉢が回ってきたという訳だ。 たいした被害は出ていないとは言え盗まれた人はたまったものではないし、 小さな子供がタブンネに頭をはたかれて(タンコブにもならない程度だったが、子供にとっては大きなショックだっただろう)強引に奪われるケースもあったので、怪我人が出る前に対処しなくてはいけないだろう。 聞き込みからタブンネ達が下水道に逃げ込んだとの情報をゲットし、俺と相棒のオーダイルは今こうしてヒウンシティ地下にいるってわけだ。 しかし、大都会の下水道だけあって清掃も行き届いているのか、思っていたよりは臭くないが…「思っていたよりは」であって、やっぱり臭い。 俺の隣を進むオーダイルも不快そうな表情だ。ガスマスクでも持ってくれば良かったな。 でもオーダイルに合うガスマスクってあるのか?と馬鹿な事を考えていると一際酷い匂いが鼻孔に入ってきた。 「うっ…」思わず鼻を抑えた俺とオーダイルの目の前に信じられないものが立っていた。 ヒウンシティ市民達が出した生活排水…ラーメンの残り汁にうっかり流してしまった天ぷら油…工業廃水… その他トイレから流れる考えたくもない物…の汚物まみれのタブンネたちである。 俺は最初ベトベターかと思った。だが、灰色の隙間から所々うっすらと見えるピンクの毛皮、汚物に半ば埋もれた蒼い目、 そしてシルエットがまさしくタブンネのそれであった。 「ミヒヒッ…ミィヒヒヒッ…」 吐き気と衝撃に愕然としている俺たちにタブンネたちは明らかにマトモじゃない笑い声をたてて近づいてきた。 「うわっ…ち、近寄るなっ!」 思わず後じさりする俺とオーダイルに、ゲロに混ざっていたのか半分消化されかかったマトマの実を 髪飾りのように頭に乗っけたタブンネの一匹がニヤ~ッと笑いかけてきた。 そいつの歯が全て茶色に染まり、口の中にまで得体の知れない蛆虫めいたものがうじゃうじゃと蠢いているのを見た時、俺の中のナニかが切れた。 「オーダイル!ハイドロポンプだ!」 すかさず強烈に水を噴射するオーダイル。水の奔流に汚物タブンネたちは成す術もなく飲み込まれていった。 壁や下水道地面に激しく全身を打ちつけ倒れふすタブンネたち。 2、3匹は打ちつけた時に首か何かの骨が折れたのか、そのまま動かなかったが、まだ数匹はヨロヨロと起き上がり、俺たちになおも歩き近づいてきた。 「ミィ…ミィ…」「ミヒッ…ミヒッ…」「タァブゥ~…」 汚物が洗い流されてもタブンネたちは酷い有り様だった。 全身の毛皮が所々抜け落ち、疥癬や何やらで赤黒く爛れ、ぼつぼつと浮き出た気泡が破れそこから膿を垂れ流していた。 近づいてきたのはひょっとしたら俺たちに助けを求めていたのかもしれないが、 今の俺とオーダイルには、タブンネたちはホラー映画に出てくるゾンビ以下の糞豚にしか見えなかった。 「オーダイル!アクアジェット!」 水を纏い、凄まじいスピードでタブンネたちの間をすり抜けていくオーダイル。 オーダイルの通った後のタブンネたちは一瞬ピタリと動きを止め、 「ミッ…ミバァアアア!」「ミギャアアアア!」「タブゥアバアアアアア!」 次々と腹が、首が裂け、血を噴き出して絶命していった。オーダイルの水の刃がタブンネたちの身体を切り刻んだのだ。 あまりの嫌悪感にタブンネたちを全滅させてしまったが、いったいコイツらは何だったんだろうか。 気持ち悪そうにタブンネの死体を避けて戻ってきたオーダイルと共にもう少し歩を進めると、曲がり角の右に扉が見えた。錆びた鉄扉はギィ…ギィ…と不吉な音を立ててゆっくりと揺れていた。 扉の手すりに先ほど殺したタブンネたちに付いてた汚物とよく似たものが付着しているのを見つけた俺は、スニーカーでおそるおそるその扉を押し開けた。 扉の中には手すりに囲まれた巨大な穴があり、中には浄水場に送られる前の下水がゴボゴボと地獄のような音を立てながらゆっくりと流れていた。 想像した事もない悪臭に鼻と口を抑えながら穴を覗いてみると、汚物の中からピンクの羽のようなもの…ホイップクリームのような白い毛…まだもがいている手足…が見えた。 それらのうち一つがゴボゴボグチャグチャと気色の悪い音を立てながら汚物の中を泳ぎ、必死に穴を昇ろうとしていた。 穴の淵には階段が見え、なるほどさっきのタブンネたちはここを昇ってきたんだなと分かった。 「タブッ…タブアアア…タブゥネエエエエエ!」 汚物を泳ぐそいつは俺の姿を見つけたらしく、助けを求めるかのように手を伸ばしてきたが 俺が微動だにせず気持ち悪そうに見ているだけなのに気づき、表情を歪め 「タブッ…タブゥアアゲボオオオロロオオ…」 口の中に入り込んだ汚物と思わず戻した自分のゲロに溺れて死んでいった。 俺はそれを見ても、不思議に可哀想にも、助けなかった自分を悪くも思わなかった。 ただただ不快極まりないものを見たとしか思わなかった。 オーダイルも同じ気持ちだったのだろう。俺たち一人と一匹はお互いに白けた表情で顔を見合わせたのだった。 「あはは…」「うひひ…もう最後だねえ…」「ミヒッ、ミヒィ…」 穴の向こう側から人の笑い声とタブンネの泣き声が聞こえてきた。 見ると男女数人、明らかに狂人であり、数日前まではキレイだった事が窺える服装は下水に住むうちに汚れたらしくシワクチャで所々破れていて、髪の毛はボサボサだった。 そいつらに囲まれているタブンネは怯えきって目に涙を浮かべながら媚びて助けてもらおうとでも思ったのか、 「ミィ、ミィ」と懸命に可愛らしい仕草をしようとしているようだったが、狂人たちの一人に足を引っ掴まれると 「ミッ…ミビギャアアアアアアアア!!」 と可愛らしさとは程遠い絶叫をあげ、醜く口を全開にしながら汚物の穴に落ちていった。 「あはは…どうするの、タブンネ様はいなくなっちゃったわよ」 「うひひ…気にするな、また草むらで新しいタブンネ様を探してこよう」 「げへへ…今度こそ本当のタブンネ様だといいな」 「あはは…」「うひひ…」「げへへへへ…」 狂った笑い声をあげる男女らを眺めながら、俺は淡々とライブキャスターを警察に繋げた。 後は警察に聞いた事で、俺も詳しくは(守秘義務?とやらで)教えてもらってないのだが、なんでもあの狂人たちは元々はヒウンシティの一流エリートサラリーマンたちで会社が潰れて文無しになった事で発狂し精神病院に入れられていた。 彼らが入れられていた病院ではタブンネたちがナースとして働いていた。 狂人たちはタブンネのボールを病院から盗み出して脱走し、下水道に隠れ住んでいたのだ。 ナースとして攻撃技を覚えていないタブンネたちは狂人たちから散々殴る蹴るの暴行を受け、同僚を人質に脅されるままに狂人たちの食料を盗みに行かされ、挙句の果てに下水に投げ込まれ殺されてしまったとの事だ(一部のタブンネは俺らが殺ったんだがこれは内緒)。 奇妙なことに、入院中狂人たちはナースとして自分の世話をしてくれるタブンネたちをそれこそ神様か何かのように崇めていて、自分たちの事を「タブンネ教団」などと言っていたらしい。 そんな彼らが何故タブンネをこんな悲惨な目に合わせたか。 定かではないが、崇めても崇めても一向にタブンネたちが自分を精神病院から救わない事に腹を立て、本物の「神様タブンネ」がいるという妄想を育て、その挙句に自分たちを騙した「ニセ神様タブンネ」を虐待したという説もあるらしいが、全ては伝聞なので今の俺に真実を知る方法は無い。 俺とオーダイルにとって確かな事はただひとつ。 この「タブンネ教団」事件以来、俺たちにとってタブンネは汚物の中を泳いでいた糞豚という印象しかなくなってしまった。 事実、街でタブンネの姿を見るたびに軽く吐き気を覚えるほどだ。 と、いう訳でタブンネを見てもまったく可愛いとは思えないんだ。 それはまぁ、勘弁してくれ。 終
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アリゲイツ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。 プロフィール 能力値 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 メディアミックス 関連ポケモン コメント プロフィール アリゲイツ 他言語 Croconaw (英語) 全国図鑑 0159 ジョウト図鑑 008 分類 おおあごポケモン 高さ 1.1m 重さ 25.0kg 初登場 【ポケットモンスター 金・銀】 進化条件 【ワニノコ】 Lv18 前のポケモン 【ワニノコ】 次のポケモン 【オーダイル】 【ワニノコ】の進化系。体長が伸び、腹の白い模様は縦に伸びて水色部分がまだら模様のように浮かび上がった。 キバは抜けても次から次に生えてくる。いつも口の中には48本のキバが生えそろっている。 【オーダイル】に進化する。 能力値 ステータス タイプ みず タマゴ かいじゅうすいちゅう1 とくせい げきりゅう 隠れ特性 ちからずく HP 65 とくこう 59 こうげき 80 とくぼう 62 ぼうぎょ 80 すばやさ 58 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 【ポケットモンスター 金・銀】 これといった新しいわざは覚えず、ワニノコからの進化が遅いのに反してオーダイルへの進化レベルが30と早いため、かなり地味な形態である。 発売前に公開されておらずしばらく情報規制が敷かれていたため、当時のゲーム雑誌では名前と姿を伏せて【シルバー】の使用ポケモンの1匹として手持ち欄で存在が示唆されていた。 なお、ヒワダタウンでシルバーが使用するものはレベル16と、地味に不正進化している。 【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 ダイヤモンド・パールの習得わざテーブルを引き継いでおり、進化前後共々レベルアップで「こおりのキバ」を習得するようになった。 金・銀ではコガネシティで「れいとうパンチ」のわざマシンを買えたのでその代替わざと言った所か。物理・特殊の分別のおかげでリメイク前より火力が上がったのが嬉しい。「かみつく」の破壊力も高くなった。 ただし、みずタイプの物理わざは習得レベルや「たきのぼり」のひでんマシンの入手時期の関係で、アリゲイツがストーリー中に使う事はまず無いが……。 敵トレーナーのレベルが全体的に引き上げられた影響により、ヒワダタウンでシルバーが使うものはレベル18まで上がって不正進化ではなくなった。 【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 DLC「ゼロの秘宝 後編・藍の円盤」のアップデート後から転送可能。 ブルーベリー学園には野性で出て来ないが、ブルーベリー図鑑には掲載される。 外伝 【ポケモンコロシアム】 【シャドー戦闘員】のブルーノが使用するダークポケモン。 みずタイプが乏しいため捕まえた後にリライブすれそれなりの活躍を見込める。 また、リライブできる時期が捕獲してからやや後のためアリゲイツでいる期間が意外と長い。 問題を上げるとすればステータスと特殊わざの噛合が取れてない点と、初回プレイでは【ベイリーフ】使いのベルデと先に戦ってしまい、アリゲイツの捕獲がクリア後になりやすい点だろうか……。 【ポケモンマスターズ】 【クリス】のワニノコがこの姿に進化する。ここから更にオーダイルへと進化可能。 【Pokémon Sleep】 睡眠 タイプ メインスキル 得意 ぐっすり みず エナジーチャージS きのみ きのみ 食材 お手伝い時間 所持数 オレンのみ マメミート(確定)ピュアなオイル 00 56 40 15個 FP 経験値テーブル 分類 12 600タイプ 一般ポケモン 進化条件一覧 【アリゲイツ】 レベル14/ワニノコのアメ40【オーダイル】 レベル23/ワニノコのアメ80 生息場所 実装 ワカクサ本島シアンの砂浜 2023/07/20 サービス初期から実装されているポケモン。 本作のジョウト御三家共通は共通してきのみ得意で「エナジーチャージS」を所持しており、ワニノコ系列はみずタイプ枠となる。 基本のワニノコと同じで、初期実装されているみずタイプでは唯一のきのみ得意。 オーダイルに進化させれば【ドードリオ】に次ぐお手伝い時間でスキルレベル3になる点が優秀。 進化レベルが23とかなり早めなのも嬉しい点。 サービス初期ではシアンの砂浜にしか出て来なかったが、2024/04/30から配信されたVer.1.6.0からはワカクサ本島にも出るようになった。 メディアミックス 【ポケットモンスター(アニメ)】 【マリナ】の手持ちポケモンとして登場。 ニックネームは「ワニワニ」で、ダイヤモンド パールではオーダイルに進化して再登場している。 【ポケットモンスター ベストウイッシュ】? 元トレーナーの人間に中々進化しないという理由で捨てられ人間を憎むアリゲイツが登場。 関連ポケモン 【ワニノコ】 【オーダイル】 【ベイリーフ】 【マグマラシ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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もはやお馴染みになった『ソレ』がやってきた。 いや、俺は男だから月に一回のアレではない。なら何か。 俺は只今あっついポケモンバトルの真っ最中。 ここがもし太陽がさんさんと輝く真昼の公園だったなら、俺はソレを押し殺していただろう。 だが今は状況が違う。ここは夜の街だ。しかも、治安の良い都会の隅に、ぽっかりと穴が空いたように存在する暗黒の巣窟。 前を見る。俺のポケモンと相手のポケモン。そして敵のトレーナー。 そのトレーナーはそれなりに立派で上品な服装をしているが、言葉遣いと髪型がどこまでも不良な十代後半のガキだ。 不良にアコガレてこんな所に足を踏み入れたんだろうが、親の脛はかじりつづけているということが身なりで分かる。 このガキ、俺に追いはぎを仕掛けようとしやがった。 「そんなチビさっさと踏み殺しちまえ、このボンクラ!クソがッ!」 俺の使うジグザグマはちょこまか素早い動きで相手のウインディを翻弄する。 ソレのせいで、俺の心臓はこれだけのかったるいバトルにも敏感に反応した。 …ソレは俺にあるものを求める。 悲鳴と血を。 「畜生!カネをかけて育ててやったのに、恩を仇で返すってのかよ!?」 ガキはウインディの体当たりを回避してたまたま自分の足元に接近した俺のジグザグマを蹴った。 ギャウン!とジグザグマは悲鳴を上げて宙を舞う。 そのまま地面に叩きつけられて、ギュウンギュウンと喚きながらその場にのたうつ。それを何もせず見つめる俺。 ガキのウインディはチャンス到来とばかりにジグザグマを思いっきり牙を立てて咥え、激しく首を振って揺さぶった。 「ギャン!! ギャアアー! ギャアアアギャッ!!!」 赤黒い液体がビチビチとそこかしこに飛び散り、俺の顔にもわずかながら飛んできた。 ウインディはしばらく首を振り続けて血を飛散させていたが、唐突にそれをやめ、数回噛む。グシャリ。ボリボリ。 ジグザグマの声は「ヴ…キュ…ヴヴ…」という情けないやつを最後に途絶えた。もうボロクズ以下になってる。 「……………ヒ…ヒヒヒ…! ヒャッヒャッヒャーッ! いい気味だぜチクショーッ!」 今の光景を見てしばらく固まっていたガキだが、開き直ったのか笑い出した。 見るからに値段の高そうな黒革の靴で、ボロクズ以下の赤く濡れた物体をニチャニチャと踏みにじる。 よしときゃいいのに、形が残っていた頭蓋を踏み割る。おお、はじけ出た脳味噌にちょっとビビってやがるぞ。 ジグザグマはどうでもいい。さっき『ソレ』の処理の為に絞め殺そうと思って捕獲したばっかりの奴だし。 嗚呼、そういえば血祭りに上げるならジグザグマの代わりにもっといいのがいるなぁ。 …目の前に。 …ここ、どうせ人通りが少ないし。 …殺っちゃっても、いいよ…なぁ? なぁ? 「ヒヒヒ…フヘヘ…さぁ、お前のポケモンみたいになりたくなかったら金出しなァ?」 ここで俺は聞いてみた。俺からこいつにむける初めての言葉だ。 「お前、切断と食われるのどっちがいい?」 ガキがはぁ?という顔をしたのと同時に、俺の身体は夜空へ舞い上がった。 そして逃げ道を防ぐため、ガキの前と後ろにモンスターボールを放る。 俺の肩口を掴んで飛んでいるのは夜目の効く、というか夜目しか効かないヨルノズク。 もうかなり随分前から空中に待機してもらってたんだが、気づかれなかったようだ。 変なことを言われ、目の前から獲物が消えた――と当惑顔のガキとウインディをはさむ様に俺の自慢のポケモンが出てくる。 ガキの前にはストライクが。後ろにはオーダイルが。 上空から下を見下ろしてみても、周囲に人間の姿は見当たらない。 じっくりといたぶってやることができるな。思わず頬の筋肉がニヤニヤ笑いを形作る。 人間までやるのは本当に久しぶりだ…いつもはちっこい野良ポケモンを締めるだけで我慢してたからなぁ。 「おーい、とりあえず人間の方もいつもと同じ要領でやっちゃってくれ。くくくっ」 「な、え? どういうことだ…!?」 ふわりと優しい風が吹いた。 「…………・・・・・・・・・・・・…うわあああああああああああっ!!??」 ガキの服や皮膚に赤く細い傷が沢山つき、そこからタラタラと血が流れ出した。 ストライクの銀色の風。勿論手加減はしているだろう。最近は俺のポケモン達もこういうのを楽しむようになってきたし。 完全にビビってへたり込むガキに、ストライクがにじり寄る。ウインディの相手はオーダイルだ。 オーダイルはその2メートル近い巨体でウインディに覆いかぶさるような形で威嚇をする。短くてふあふあな尻尾を下げて怯えるウインディ。 ストライクは俺と同じでじっくり苛めるのが好きなようだが、オーダイルは豪快なやり方を好む。 オーダイルの瞳が楽しげに煌き、その無数の牙が生えた巨大な顎でウインディの頭にがっと噛み付いた。 「!? ガウッ! ガウアッ!」 オーダイルの血の匂いのする口の中で焦るウインディだが、ヘタに動くと牙が首に刺さるだろう。そういえば、飯をまだあげてないな。 輝く目を嬉しそうに細めて、オーダイルはウインディの首を甘噛みした。 「グアアアアアアアアア!!! ギャアッ! ウォォォォォォォォン!! ガアア!」 ウインディの頭にあいた穴から迸る血と脳髄の味に興奮したのか、オーダイルは顎に力を入れ、引き千切った。 ジャク、ジャク、ベキッ、と生理的嫌悪を催すような、濡れた音に硬い音。首とおさらばした胴体がずるりと下に落ちた。 じゅぐじゅぐぼりぼり。オーダイルは実においしそうに食する。ガキはストライクに注意を惹きつけられてウインディを省みる事もしない。 すっかり腰の抜けて動けないガキの膝を、ストライクが片方の足で踏んで押さえつけた。 あのガキの顔ったらない。顔面蒼白で目をくわっと見開いている。あの状態ならベロベロバーされただけでショック死間違いないだろう。 ストライクはまず、自前の鎌でさくりとガキの右手の小指を落とした。途端にガキは喚いた。みっともねぇ悲鳴。 オーダイルはウインディの頭部をすっかり飲み込んだが、まだ物足りないのか胴体を食べるのに取り掛かった。 ウインディの胴体を仰向けにし、胸部の肉を牙で剥がして噛んで飲む。白い胸骨。青白い肺。その時ガキの右薬指が落とされた。 「ひぎぃ…へぁぁぁぁ…」 顎だけ使うのも面倒だと思ったのか、オーダイルは手も使い、背中の肉などを骨から引き剥がす。ずるんと落ちる内臓。 ガキの指もどんどん落とされ、右手の指は付け根からすべて切り離されてしまった。ヨルノズクが「ほー」と鳴く。 ストライクは左手の指落としにも取り掛かる。こんどは趣向を変え、親指以外を一直線にざっくり。骨までざっくり。 「ぎゃ! !! …!」 ストライクに睨まれ、ガキは悲鳴を飲み込んだ。悪趣味な髪型が恐怖で逆立っている。 オーダイルはウインディの上半身をあらかた食べつくしたようだ。天を向いて喉の奥に噛みながら流し込む。ちょっと目が合った。 夥しい量の鮮血が噛み千切られた断面から出ていて、その血の泉は徐々に大きくなり続け、ガキのところへ。 左親指もすぱんと落とし、次はどこを切ってやろうかとガキの身体を舐めるように見ていくストライク。 「ひ…ひぃぃぃ…許してくれ…許してくれぇぇぇぇぇぇ……………」 許さないよとばかりにストライクはガキの左腕を肩から切り落とした。 「ああああああああああ・・・・」 ぼとりと落ちる左腕。右腕も鮮やかに切り落とす。両肩から滝のように、血。骨もはみ出ている。 「ああああああああああああああああ・・・・」 ガキの力の抜けた声も気にせず、オーダイルはのこった下半身を足の方から食べ始めた。もがれる両足。 それを横目で見たストライクは、ガキの足を腿の中程で切り落とした。もがれる両足。 「あああああああああああああああああああああああ・・・・」 四肢を切断されたガキ。段々目も虚ろになってきている。いいねぇ。実にいいねぇ。 俺はソレの発作が満たされていくのを感じた。たまにはこういう風にポケモンだけにやらせて自分は傍観ってのもいいものだな。 一度返り血に気づかず明るいところに戻ってヤバいことになったこともあるし。 ウインディの血とガキの血が混ざり合い。道はすっかり月明かりでもわかる赤に染められた。 ガキはもうすぐ出血多量で駄目になるはずだ。やれやれ、まともな生活してりゃあこんなことにならなかったのに。 俺は…まあ、まともな生活してないよな。これじゃあ。人の事言えないけど。 ふと、ガキのポケットから1つのモンスターボールが転がり出た。 転がって行く途中でたまたまスイッチが押されたのか幽かな光とともに小さなポケモンが出てくる。 茶色い身体に長い耳、白い襟巻き毛と尻尾。…イーブイか。このガキ、よっぽど恵まれてるな。 イーブイはまず血の匂いにぎょっとし、主人を押さえつけている俺のストライクを見る。 ふむぅ、一度育ててみたいと思ってた。イーブイ。こいつは殺さないで貰ってしまおうか? ぼんぼんだが生ぬる不良な奴よりも流血好きだが自分のポケモンには優しい俺が主人のほうがいいだろうし。 俺はストライクにイーブイを攻撃するなと指示をしようとした…が。 「シャアッ!」 イーブイは全身の毛を逆立てて威嚇まがいの行動をし、ストライクに飛び掛った。 しかし、イーブイの牙がストライクに届く事は無かった。 ストライクの鎌が一閃され、ボトボトと…一瞬のうちに切り刻まれたイーブイ。 俺に見えたのは空中でバラバラになって飛び散る肉片と赤い噴水だけ。アスファルトの上に新たな血が流れ出す。 …もったいないが、ストライクは飛び掛ってくる奴にはつい身体が動いてしまう性質だし仕方が無いか。 オーダイルはのこった下半身もぺろりと平らげ、じゅるりと舌で口の周りを舐めた。はずみで口から漏れる内臓。…腸のようだ。 ウインディ一匹をまるまる平らげたオーダイルはガキとストライクの方へ進んだ。 潮時だな。 俺はヨルノズクに地上まで運んでもらい、ガキの傍へ行く。 ガキの顔は最早白いというより透明といった方が雰囲気的には近いほどだった。睫が幽かに震える。 オーダイルはでかい飯を平らげたお陰か、生臭いげっぷをする。 「楽にしてやるか。 オーダイル、凍える風」 面倒臭そうにその息をガキに吹きかけるオーダイル。その息は途中から白く冷たい氷の風となってガキを覆う。 冷やした為か血がなくなりかけているのかはしらないが、出血はおさまった。 「ストライク」 鎌が月光を浴びて妖しい輝きを帯びる。肉眼では決してみることのできない、その太刀筋。 ガキは脳天から股間にかけて真っ二つにされた。血は…殆どでない。 ごと、と手足のない半分凍ったガキは二等分されて左右に倒れた。断面は言わずもがな蔵腑が覗いている。 …すっきりした。早いところ帰ってシャワー浴びて寝よう。 俺は物足りなさそうなストライクと満足そうなオーダイル、それに随分暇そうなヨルノズクをボールに戻す。 そしてガキの懐から財布を取り出した。中身だけ貰うつもりだったが、財布自体立派なブランド物のようだったので丸ごと頂いた。 朝が来たら、 俺はただのポケモントレーナー。 影でこんなことしてるなんて 少しも顔に出さない、 いたって普通の ポケモントレーナー―――。 公園のベンチで、彼女は可愛がっているスバメを膝の上でなでなでしつつ俺を待っていた。 「きたきた。 あんたはいつも遅いんだから」 「ごめんごめん」 怒ったふりをして頬を軽く膨らませる彼女。 「そういえばさぁ、殺人だって。あっちのヤバい所でさ。バラバラなの」 「ふーん…」 「私怖いなぁー…家の近くにあんな危険な所があると」 「はははは、お前が殺されそうになったら俺が犯人を返り討ちにしてやるよ」 「きゃ、頼もしい♪ さすが♪」 彼女は冗談めいた動作で俺に抱きついた。俺はそんな彼女の髪の毛をなででやる。 あぁー…肌が綺麗だなぁ…。 …なんか、………… 傷をつけたらどうなるんだろ………。 ………って、いかん。何を考えているんだろう俺は…。ソレの発作は終わったばっかじゃないか。 俺は彼女と柄にもなく手をつなぎ、明るい日の光の下でショッピングへと繰り出した。 fin